スクイーズ法は、男性自身でマスターベーションをしながら行うだけではありません。
パートナーと性交しながら行う方法もあります。

マスターベーションでスクイーズ法を行う
ひとりでスクイーズ法を行う場合は、マスターベーションを行いつつ、射精を我慢します。

まず、射精の直前までマスターベーションを続けます。
射精する直前に、陰茎の亀頭を親指と人差し指で押し込み、10秒から20秒間、尿道を圧迫します。

圧迫してから30秒ほど待ったら、再び陰茎の刺激に戻ります。
この動作を4〜5回にわたって繰り返すことで、徐々に射精をコントロールできるようになるのです。
オーラルセックスや性交でスクイーズ法を行う
スクイーズ法を共同でする場合は、パートナーのオーラルセックスや手淫(しゅいん)、性交と組み合わせます。
本番と同じようにパートナーに刺激してもらうことで、早漏を改善する効果が高まります。
手淫やオーラルセックスでスクイーズ法を行う
手淫やオーラルセックスなどでスクイーズ法を行う場合も、ひとりで行う場合と原理は同じです。
パートナーが陰茎を刺激して、オルガスムの直前で亀頭を押さえ、射精を我慢します。自身で陰茎を刺激するよりも、パートナーに刺激してもらう方が、より強い刺激が受けられます。
スクイーズ法は、より興奮している状態で我慢したほうが、早漏改善の効果も高まるのです。
性交中にスクイーズ法を行う
性交中にスクイーズ法を行うと、高い効果が期待できる反面、パートナーに負担がかかるので配慮が必要です。
女性器に陰茎を挿入し、通常通り性交を行います。射精しそうになったら、陰茎を女性器から抜いて、パートナーに亀頭の付け根を圧迫してもらいます。

本番に最も近い状態で早漏改善のトレーニングを行うため、スクイーズ法のバリエーションのなかでも、最も効果が高いとされています。
その反面で、陰茎の出し入れを繰り返すことになるため、パートナーの負担も最も大きくなるのです。パートナーが性器に痛みを感じていないかなど、パートナーへの配慮が不可欠になります。