セマンズ法にはメリットとデメリットがあります。そして、それを行う上でかかしてはならないものもあるのです。
この記事では、メリットデメリットの他に、セマンズ法において必要不可欠なものを見ていきましょう。
セマンズ法のメリットとデメリット
セマンズ法は、50年以上も前から行われている早漏の治療法で、効果は実証されています。
しかし、現実的には、即効性がなくパートナーの負担が大きいため、途中でやめてしまうカップルも多いです。

セマンズ法のメリット
セマンズ法のメリットは、薬剤を用いないことや、病気を患っていても性行為さえできれば実施できる点です。
また、いちど早漏が改善されれば、効果が継続します。
セマンズ法は自己鍛錬による早漏の改善法なので、薬剤は必要ありません。
薬剤を使った早漏の改善と比べると、副作用や飲み合わせを気にしなくてよいのが利点です。
一時的にしか早漏を改善できない薬剤治療に比べ、長く効果が実感できるのもセマンズ法の強みです。
セマンズ法のデメリット
セマンズ法のデメリットは、即効性がない点です。
またセマンズ法は、ひとりでは一定の効果しか得られないため、パートナーとの共同作業が必要です。

薬物療法のような、即効性はありません。
セマンズ法はパートナーと協力して行うことで、はじめて高い効果が得られるため、マスターベーションでは限界があります。

一番のデメリットは、パートナーの負担が大きいことです。
セマンズ法はあくまでも男性側のトレーニングなので、パートナーが忍耐強くなければ継続できません。
セマンズ法の継続にはパートナーへの感謝と愛情が不可欠
セマンズ法を継続させるには、パートナーへの感謝と愛情が必須です。
前述の通り、セマンズ法はパートナーの負担が大きいです。あくまでも男性の射精感に合わせたトレーニング法なので、女性は性行為を楽しめません。

性的なことで不満を感じると、そのままセックスレスになったり、パートナーとの関係に支障が出たりする危険性もあるのです。
セマンズ法は、長期的に継続しなければ効果が出にくいトレーニングなので、それだけパートナーへの負担もかかり続けます。

訓練行為としてのセマンズ法と愛情表現としての性的行為を分ける
パートナーに協力を継続してもらうためには、同じ性行為をするにしても、セマンズ法と愛情表現は別物と考えましょう。
なぜなら、男性の射精に合わせて行うセマンズ法では、パートナーはオルガズムを感じられないからです。
男性だけが気持ちよくなっているとみられ、パートナーに不満を抱かせてしまうかもしれません。
このため、セマンズ法はあくまでも、パートナーに協力してもらっている訓練と考えるのです。そして、その訓練とは別の機会に、パートナーを満足させるための性行為を行うのです。
また、キスや愛撫など、女性を満足させるための愛情表現をしっかり行いましょう。パートナーを満足させることで、パートナーのセマンズ法へのモチベーションが保たれ、2人で協力しながらトレーニングに励めるのです。
