服薬療法にはパントガール(pantogar)という海外製の医薬品が用いられます。
パントガールは、世界39カ国で販売されている、女性の薄毛(びまん性脱毛症)治療薬です。
とはいえ医療用医薬品というよりは、日本国内でいう第一類医薬品(もしくは栄養補助食品)に分類されるため、海外では薬局の他に通販でも購入できます。
日本では正式に販売されていないため、利用するには一部のクリニックで処方を受けるか、個人輸入を利用して入手します。
パントガールは髪の栄養分を補助する
パントガールには6種類の成分が含まれています。
パントガールの栄養成分:1カプセルあたりの含有量
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主に、髪を健康に保つための成分が含まれています。
特にケラチンは髪を構成する主なタンパク質の一種です。
パントガールを飲むことで、髪に栄養が行き渡り、1本1本の髪が丈夫になるのです。
パントガールは、1日3回、食後に服用します。
飲み忘れた際は1回飛ばし、次に服用するタイミングからまた1錠ずつ飲みはじめてください。
パントガールを飲んだ女性の7割に効果あり
グラフは、アメリカで行われたパントガールのモニター試験の結果です。
この試験では、被験者に1日3回パントガールを服用してもらい、脱毛症状の経過を観察しました。

また服用から3か月が経つと、脱毛症状が完治した人が20%にものぼりました。
このことから、パントガールは女性の薄毛を改善する高い効果を持つことが分かるのです。
パントガールの服用期間は、3か月から6か月が推奨されています。
しかし、効果があらわれたからといってすぐに服用をやめては危険です。また脱毛症状がぶり返してしまう恐れがあります。
パントガールの「やめ時」は、効果を実感しだしてから6か月ほど経った頃です。
その頃には、パントガールで養われた栄養も安定し、髪の毛も健康な状態になっているでしょう。
まとめると、パントガールの服用期間は短くて9か月、長くて1年ほどといえます。
パントガールのメリット・デメリット
パントガールのメリットは、効果が高いうえに副作用がほとんどないことです。
これまで、パントガールを服用して重篤な副作用があらわれたという例はありません。
有効成分であるビタミン群にアレルギーなどを持っていない限り、副作用は起こらないとされています。
効果にくわえ、安全性も高いことが、パントガールの大きなメリットです。
デメリットは取り立ててないといえますが、しいて挙げるなら重度の脱毛症状には効果があらわれない可能性があることです。

そこまで症状が進行する前に、クリニックにかかり適切な治療を受けることが大切です。
パントガールの費用
パントガールは自由診療の薬であるため、価格はクリニックや通販サイトによって異なります。
クリニックでは、1か月分である1箱90錠が、8,000円から15,000円ほどで処方されることがほとんどです。個人輸入なら、1箱6,000円から9,000円ほどで購入できます。
個人輸入代行サイトを使えば、自宅にいながら簡単にパントガールを購入できるので、安く済ませたい方は個人輸入を利用してみましょう。
