ヒトプラセンタジェルには、ヒト由来の新鮮な胎盤から抽出されたエキスが使われています。
ヒトプラセンタエキスの主な栄養素は以下です。
- 成長因子
- アミノ酸
- ビタミン
- ミネラル
- 核酸
- 酵素
- タンパク質
- 脂質・脂肪酸
- 糖質
ヒトプラセンタに含まれる栄養素を順番に説明します。
成長因子
成長因子は、胎盤のたんぱく質の中に多く含まれており、細胞の新陳代謝を活性化させる効果に優れています。
成長因子にもさまざまな種類があり、ヒトプラセンタには主に以下のような成長因子が含まれます。
- 肝細胞増殖因子(HGF)
- 上皮細胞増殖因子(EGF)
- 神経細胞成長因子(NGF)
- 線維芽細胞増殖因子(FGF)
- インシュリン様成長因子(IGF)
- 形質転換増殖因子(TGF)
皮膚細胞の基礎となるコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促し、若々しい肌を保つ効果が期待できます。
それだけでなく、肌のターンオーバーを正常化してくれるため、アンチエイジングの効果も高いとされているのです。
アミノ酸
アミノ酸は、普段は食事でとったタンパク質が分解され、体に吸収されています。
それに対して、ヒトプラセンタにはアミノ酸がそのまま含まれているので、体にも吸収されやすいのです。

そのほかにも、筋肉を修復して体を疲れにくくし、免疫力を高める働きがあります。
さらに、血流を促進することで、基礎代謝の向上にも役立ちます。
ビタミン
ヒトプラセンタには多種のビタミンが含まれているので、効率よくビタミンを摂取できます。
ビタミンにはあらゆる種類があり、どれも体の発達や代謝に欠かせない栄養素です。

美容の分野では、ビタミンAやビタミンCが肌によいことが知られています。
また、ビタミンEは細胞の酸化を防いでくれるので、老化を防止してくれます。
ミネラル
プラセンタには、カルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルも含まれています。
ミネラルは、骨や歯を作ったり、神経の伝達に関わったりなど、さまざまな働きをしています。また、代謝をスムーズにするためにも役立ちます。
人間が生きていく上では、16種類のミネラルが必要だとされています。
しかし、ミネラルは体内で作られないため、体の外から摂取する必要があるのです。
核酸
核酸は、体の細胞を作り出すために重要な栄養素であり、ヒトプラセンタにも含まれています。
核酸は2種類で、1つは細胞を作る情報を持つDNAです。
つまり、核酸が不足してしまうと、細胞の生まれ変わりがうまく行われなくなります。
核酸をおぎなうことで、若々しい細胞が生み出されていくのです。
酵素
ヒトプラセンタには、消化と代謝に関わる酵素も含まれています。
酵素を大きく2つに分けると、消化酵素と代謝酵素の2種類。

代謝酵素は、吸収した栄養素を細胞まで届けたり、毒素を体の外に排出したりする働きがあります。
酵素を摂取することにより、栄養が吸収されやすくなり、さらに不要物の排出もスムーズになるのです。
タンパク質
ヒトプラセンタは、人間の体を構成している主成分であるタンパク質も含みます。
タンパク質の体内での働きは、体を動かしたり、栄養を運んだりすることです。
ほかにもさまざまな働きがあり、タンパク質がなければ生物は生きていけません。
タンパク質を摂取すると、胃などで分解され、アミノ酸として吸収されます。
脂質・脂肪酸
ヒトプラセンタに含まれる脂質と脂肪酸は微量なので、適度に摂取できます。
「脂肪」と聞くと太るイメージが強いかもしれませんが、脂質や脂肪酸も大切な栄養源です。
脂質は高いエネルギー源であり、ホルモンや核膜、細胞膜なども構成し、脂質はビタミンAやビタミンEの吸収も助けています。
糖質
ヒトプラセンタには、グルコースやショ糖といった糖質も含まれています。
グルコースは脳や骨格筋など、重要な器官のエネルギーとなります。
糖質のとりすぎは好ましくありませんが、不足すると疲れやすくなるなどの悪影響もあります。糖質は適度に摂取することが大切です。