フィンペシアには、効果を上げる飲み方と下げる飲み方があります。
この記事では、効果を下げる飲み方と上げる飲み方について言及しています。
フィンペシアの効果的な飲み方はミノキシジル外用薬との併用
フィンペシアは、ミノキシジル外用薬と併用することで、効果を発揮します。
フィンペシアとミノキシジル外用薬は、AGA治療に対して評価が高く、AGAガイドラインでも推奨されています。
国内のクリニックでも、フィナステリドと、ミノキシジル外用薬を併用処方しているところが多いです。
フィンペシアに含まれるフィナステリドは、5α-リダクターゼの作用を抑えて、AGAの進行を遅らせます。
ミノキシジル外用薬は、毛乳頭細胞を刺激して、毛母細胞の増殖を促す作用があるのです。

フィンペシアとアルコールは同時に服用してはいけない
フィンペシアとアルコールの相性はよくないので、同時に飲まないようにしましょう。また、グレープフルーツとも飲み合わせが悪いです。
フィンペシアとアルコールは相性が悪い
フィンペシアは、アルコールと相性が悪いです。
フィンペシアに含まれるフィナステリドは、肝臓で分解されます。
そのため、肝機能障害を生じさせる可能性があります。
ただ、時間をずらしてアルコールを飲むのであれば、問題ないです。
フィンペシアは、アルコールに効き目が左右されないからです。
グレープフルーツとの飲み合わせは注意
フィンペシアとグレープフルーツも、相性が悪いです。
フィンペシアに含まれるフィナステリドは、チロクロームP4503A4(CYP3A4)で代謝されます。
CYP3A4は、薬物を代謝する酵素のひとつで、体に取り込まれた薬物を、害を及ぼさない形で代謝・排泄します。
グレープフルーツは、このCYP3A4の働きを抑制します。
CYP3A4が抑制されると、フィナステリドが代謝されずに、体内に多く残ってしまいます。薬の効果がが増大されてしまうのです。
フィナステリドが体内に残り過ぎると、副作用などが強く出ます。
また、グレープフルーツ以外にも、イチョウ葉やマリアアザミなどの植物も、同じくフィナステリドの代謝を邪魔するので、控えましょう。
副作用が心配なら分割して飲む
フィンペシアの副作用が心配なら、分割して飲みましょう。
フィンペシアには性欲減退や肝機能障害など、いくつかの副作用が確認されています。

フィナステリドは、1日0.2mg服用すれば効果が出るとされています。
1mgのフィンペシアを分割して半錠の0.5mgずつ飲んでもAGAの改善には繋がるのです。
フィンペシアの副作用が心配な人は、ピルカッターなどで分割して服用しましょう。
まとめ
ィンペシアは、ミノキシジル外用薬と併用することで、より効果を発揮します。
しかし、肝臓で吸収する薬のため、アルコールと相性が悪いです。アルコールと同時服用で肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
また、グレープフルーツと同時に服用すると、フィナステリドが上手く代謝されず、効果が強くなりすぎて副作用などが生じる可能性があるのです。フィンペシアの副作用が心配な人は、ピルカッターなどで分割して服用しましょう。
フィンペシアは長期間服用することで、AGAに対して高い効果を示します。飲み忘れなく、継続して服用するとうに心掛けましょう。