マーベロンを飲み忘れた際の妊娠率は、飲み忘れをしなかったときと比べ、26倍上がります。特に1週目に飲み忘れた際に妊娠するとされているのです。
マーベロンを飲み忘れたまま性交してしまった場合の対応は、何週目に飲み忘れたかによって変わります。
マーベロンを飲み忘れたら妊娠率は26倍上がる
マーベロンは、飲み忘れたら妊娠率が26倍跳ね上がります。
マーベロンを毎日忘れずに飲み続けた場合、妊娠率は0.3%です。

しかし、飲み忘れを含めると、妊娠率は8%まで跳ね上がり、およそ妊娠率が26倍上がることになります。
飲み忘れないための工夫などをして、絶対に飲み忘れないようにしましょう。
マーベロンを第1週目に飲み忘れた場合は妊娠する可能性が高くなる
第1週目にマーベロンを飲み忘れた場合は、妊娠する可能性が上がります。
マーベロンを継続して飲むことで、卵子の成長を止めます。卵子の成長を止めることで、排卵を起こさせないようにするのです。
一般的に、マーベロンを7日間連続で服用することで、排卵は起こらないとされています。
しかし、1週目に飲み忘れた場合は、7日連続でマーベロンを服用できていません。

そのため、排卵を起こして妊娠してしまう可能性が上がるのです。
マーベロンを飲み忘れた状態で性交したら?何週目に飲み忘れたかで対応策が変わる
マーベロンを飲み忘れた状態で性交した場合、何週目に飲み忘れたかで対策が変わります。
【飲み忘れた週ごとの対策】
飲み忘れた週 | 対応策 |
1週目 | 避妊に失敗している可能性が高いので緊急避妊も視野に入れる |
2週目 | 直近7日間に正しく服用していた場合は緊急避妊の必要性なし |
3週目 | 休薬期間を設けず、現在のシートの実薬を飲み終えたらすぐに次のシートを飲み始める |
参考:低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(案)
1週目の飲み忘れは、上述したように避妊効果が下がるので、緊急避妊が必要です。
しかし、2週目以降は直近7日間を正しく服用していれば、排卵が生じないので、緊急避妊を行う必要もありません。
3週目に飲み忘れた場合は、休薬期間を設けず、そのまま新しいシートを飲み始めます。
飲み忘れた日から休薬が始まったとみなすのです。
『低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(案)』では、そのまま新しいシートを飲み始めるとしています。

これは、休薬期間の日数を間違えてしまう可能性を防ぐためにです