悪質な通販(個人輸入)サイトを利用してしまうと、お金だけ取られたり、偽造薬が送られたりする危険性があります。
通販で流通している薬の中には、偽物が紛れ込んでいる可能性があるのです。
これは厚生労働省も把握しており、政府も危険性や注意を呼び掛けています。
偽造薬には有効成分が含まれていなかったり、治療に関係のない成分が含まれていたりします。
偽造薬を服用すると、病気が治らないどころか、命に関わる重い健康被害を被る危険性があるのです。

様々な医薬品の偽造薬が報告されているため、個人輸入で販売されているヤーズにも、当然、偽造薬が紛れている可能性があります。
実際に偽造薬が原因で発生した健康被害には、偽ダイエット薬の服用による動悸やめまいの症状が起こったケースや、死亡に至ったケースまで存在します。
また、内服タイプの妊婦中絶薬では、膣から大量出血するなどの被害が報告されています。
2017年には、C型肝炎治療薬のハーボニーの偽造品が見つかりました。
健康被害こそ報告されていないものの、国内に偽造薬が流入している事実を印象づけられています。
個人輸入の医薬品は医薬品副作用被害救済制度が使えない
医薬品には、「医薬品副作用被害救済制度」というものがあります。
処方された医薬品を服用して重い副作用が起こった場合、治療に必要な費用は国から給付されるのです。

ですが、個人輸入で購入した医薬品にこの制度は適用されません。
個人輸入にはこうした危険が伴うということを覚えておきましょう。
通販で医薬品を購入する際は、安全性の高い大手サイトがおすすめです。