若い男性で金玉が痛くなったというときには、精巣捻転の可能性が高いです。
精巣捻転とは、精巣に繋がる血管や精管がまとまっている精索が捻れている状態。

もし、捻れたことで血液の流れが滞れば、精巣が壊死してしまいます。
若い男性が発症しやすいですが、体が成長をしている思春期、そして生まれて間もない赤ん坊が発症しやすいのです。
思春期の男子が金玉が痛いというのは、とても恥ずかしいことだと考えてしまうでしょう。

誰に言わずに我慢してしまうこともあります。
でもそのことで治療が遅れて、手の施しようがない状態になり精巣の摘出につながることもあるのです。
将来的に結婚をして子どもをつくる事を考えれば、すぐにでも治療をしなければいけません。
恥ずかしからずに周囲の大人に相談ができるよう、普段から精巣捻転の危険性について教えておくほうが良いでしょう。
病院に行けば、触診や超音波検査で捻れが起きていることが確認できます。
その後の対処法は、手術で陰嚢の皮膚を切開して捻れを解消します。
もし、手遅れとわかったならば、そのまま精巣の摘出を行わなければなりません。