どのようなお薬でも、治療上の有益性が副作用などのデメリットを上回ると判断されたときに使います。
リスクを全くの0にすることは難しいですが、用量用法を守って正しく服用することが重要です。
過敏症とは、薬を外敵だと判断して体が攻撃してしまうために起きる様々な症状が出ることを言います。
そのため蕁麻疹が出たり、酷い場合はのどが腫れて呼吸が苦しくなるなどのアナフィラキシーショックと呼ばれる状態に陥ることもあります。
過去にジスロマックでこのような過敏症を起こしたことのある人は、必ずそのことを担当医に告げてください。
ジスロマックは、心疾患や肝機能障害がある人や65歳以上の高齢者には注意が必要なお薬です。
現在治療中の疾患がある人や服用しているお薬がある人は、必ずそのことを担当医に告げましょう。
お薬手帳を持って行って医師に見せるのがベターです。
胃腸が弱い人や気になる人は、胃腸薬を併用することで予防することもできます。
但し、どんな胃腸薬でもOKという訳ではありません。制酸剤ではなく、耐性乳酸菌製剤と呼ばれるものがお勧めです。
ジスロマックを服用している時は、お酒は避けてください。
授乳している人は、母乳中に本剤が移行することが分かっています。
やむを得ず服用する際は、授乳を中止して粉ミルクにしてください。