性病治療薬関連

ジスロマックは薬の形によって適応する病気が変わる

ジスロマックは画一的に性器クラミジアやマイコプラズマ、歯周病などの病気に効果がある訳ではありません。

それぞれ薬の形状によって効果のある病気が異なります。

通常利用されているのはジスロマック250mgです。

これが性器クラミジアやマイコプラズマ、歯周病、淋菌に効果があるものになります。他にも尿道炎や子宮頚管炎にも効果があります。

2009年に開発されたばかりのドライシロップもあり、一度の服用で治療可能です。

治療できる病気はジスロマック250mgと変わりありません。

ジスロマック600mgは播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症、別名非結核性抗酸菌症の治療に使われています。

HIV患者に発症しやすい感染症で、予防にも効果があるのです。

15歳未満の小児用のジスロマック細粒もあります。

体重1㎏に対して10mgが目安とされていて、一包に100mg入っています。

基本的には25mgのものと変わりませんが、中耳炎やインフルエンザ菌にも効果があるので、もっと幅広く利用されているのです。

ジスロマック細粒は小さな子供でも飲みやすいように、苦みが軽減されてフレーバー付きのものもあるので安心ですね。