AGA治療薬

フィンペシアは長く飲むほど効果が上がる

フィンペシアは、服用後6か月ほどで効果を実感できます。また、3年ほど服用すると、AGAの改善率が大幅に上がります。

効果を実感できるのは6か月ほど服用を継続してから

フィンペシアの効果は、6か月ほど服用してから効果を実感できるようになります。

フィンペシアの服用では、目に見えるほどの効果を実感するには、ある程度の時間を要します。

3か月ほどの服用では、あまり変化が見られません。せいぜい抜け毛が減って、生え際に産毛が少し出てくるかどうかです。

半年ほどフィンペシアの服用を継続すれば、産毛が太くなり、薄毛が目立ちにくくなってくるので、効果を実感できます。

1年継続すると、抜け毛の大幅な減少・生え際の前進・毛髪のボリュームなどに変化を感じられます。

フィンペシアによるAGA治療は、根気が必要なのです。

3年間服用するとAGA改善率が大幅に上がる

フィンペシアを3年間服用すると、AGAの改善率が上がります。

フィンペシアは国内では未承認のため、臨床試験が行われていません。

しかし、同じ成分のプロペシアでは、フィナステリドの臨床試験が行われています。

フィナステリドの臨床試験では、下記のようにAGA改善率が変動したのです。

画像引用:<国内データ 3年>臨床成績|5α還元酵素阻害薬 プロペシア®|MSD 

服用1年目では改善率が58%、維持率が40%です。

それに対して、3年後には、改善率が78%で、維持率が20%と変わっています。

フィナステリドは、服用を続けることで、AGAを改善できるのです。

この臨床試験はプロペシアのものですが、プロペシアとフィンペシアは同じフィナステリドを用いています。

そのため、同じ効果が得られると考えて良いでしょう。

フィンペシアの服用をやめるとAGAは再発する

フィンペシアの服用を中止すると、AGAが再発し、薄毛が進行します。

フィンペシアは、薄毛体質そのものを改善する薬ではありません。2型5αリダクターゼを作らせないことで、ジヒドロテストステロンの発生を防ぐ薬です。

そのため、フィンペシアの服用をやめると、ジヒドロテストステロンの生成を防げなくなり、ヘアサイクルが再び乱れます。

体内でジヒドロテストステロンが増えると、抜け毛や未発達な髪が増えて、フィンペシア服用前に戻ってしまうのです。

AGAの進行を防ぐためには、フィンペシアを飲み続けなければなりません。