プラセンタ

プラセンタの子宮がんへの影響

プラセンタを摂取していても、子宮体がんや子宮頸がんのリスクが高まる心配はありません。

子宮体がんの原因のひとつに、エストロゲンによる長期的な刺激が挙げられます。

プラセンタは、エストロゲンだけが過剰に分泌されるという状態を防いでくれる成分です。

エストロゲンの刺激は子宮がんの原因に

子宮体がんが発症する要因のひとつに挙げられるのが、エストロゲンによる長期的な刺激です。

卵巣は、エストロゲンだけでなく、「プロゲステロン」という女性ホルモンも分泌しています。

加齢などの理由によりプロゲステロンが分泌されない状態では、エストロゲンだけが分泌され続けるために刺激となるのです。

この刺激が、子宮体がんが発症する原因の約8割に関係していると言われています。

子宮頸がんが発症する主な要因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染です。

プラセンタを摂取しても、HPVには感染しません。

このことから、プラセンタが影響するとすれば、子宮頸がんではなく子宮体がんであると言えます。

プラセンタで子宮体がんのリスクは高まらない

プラセンタにエストロゲンを増加させる作用はないため、摂取しても子宮体がんのリスクは高まりません

子宮体がんのリスクを高めるのは、子宮がエストロゲンだけに刺激されているという状態です。

そのため、がんの治療ではバランスを取るために、プロゲステロンを投与するホルモン療法が行われることもあります。

エストロゲンとプロゲステロンのバランスを調節するのが、プラセンタの役割です。

したがってプラセンタに、がんのリスクを高めるといった副作用の心配はありません。