プラセンタ

プラセンタ注射・サプリの乳がんリスク

プラセンタの主な摂取方法は、注射とサプリメントです。

基本的には、注射もサプリも、乳がんを誘発する決定的な研究結果は示されていません。

注射は乳がんのリスクにならない

プラセンタ注射は、乳がんのリスクにはなりません。

プラセンタ注射には、ヒト由来のプラセンタエキスが使用されています。

基本は製造の段階で女性ホルモンが除去されているため、乳がんのリスクにはなりません。

ごく微量の女性ホルモンが含まれている場合はありますが、乳がんのリスクになるほどの影響はないと考えられるでしょう。

サプリは一緒に含まれる成分に注意

プラセンタ以外に、女性ホルモンの働きがある成分が含まれるサプリは、乳がんのリスクとなる可能性があります。

プラセンタ自体は、乳がんのリスクを高めることはありません。

しかし、サプリメントの場合、プラセンタに加え、エストロゲンなどの女性ホルモンが配合されていることがあります。

この女性ホルモンが、乳がんに影響する恐れがあります。

悪性の乳腺細胞が異常に増殖した結果、発症するのが乳がんです。

女性ホルモンが高い濃度で長時間にわたって作用すると、乳腺に影響を及ぼし、乳がん発症のリスクが高まります。

乳がんのリスクが心配なら、プラセンタサプリに一緒に含まれる成分を確認しておきましょう。乳がんの治療中などは、プラセンタの摂取は控えた方がよいでしょう。

プラセンタが、ガンの予防や治療に役立つという説もありますが、効果があるのかどうかは明確にわかっていません。自己判断では摂取せず、医師と相談しながら慎重に治療法を選んでください。