マーベロン

マーベロンの副作用はホルモン環境の変化で起こる

マーベロンは低用量ピル。軽いとは言え、副作用は起こります。

この記事では、マーベロンの副作用について解説します。

副作用の原因はホルモン環境の変化

マーベロンを始め、ピルを飲み始めた際に生じる副作用は、ホルモン環境の変化が原因です。

ピルを飲むと、頭痛や吐き気、不正出血、乳房の張りなど、何らかの副作用を感じることがあります。

女性ホルモンを口から補充することで、体内のホルモンバランス・ホルモン環境が大きく変わるからです。

服用初期に生じる副作用は、服用を継続することで緩和されていきます。

最初はつらいかもしれませんが、我慢して乗り切りましょう。

体内のホルモン環境が妊娠したときと近くなるため副作用が生じる

マーベロンを始め、ピルを服用すると、体内のホルモン環境は、妊娠したときと近い状態になります。

妊娠したときと近い状態になるため、ツワリと似たような症状が出ます。

妊娠中は、エストロゲンとプロゲステロンが大量に発生しているため、脳から黄体化ホルモンが分泌されません。

そのため、卵巣は排卵を起こさず、休止します。

ピルを服用すると、これと同じような働きが起きます。

このときの体内のホルモンバランスは、妊娠中とほぼ同じです。

そのため、服用開始時は吐き気や頭痛など、ツワリと似たような症状が出ます。

特に、飲み始めは、体外から女性ホルモンを補給することに慣れていないため、副作用が出やすいです。

副作用は服用してから3か月で改善される

マーベロンの副作用は、飲み始めてから2か月から3か月経てば治まるとされています。

服用を継続することで、体内のホルモン環境を一定に保てるようになると、これまで感じていた副作用は改善されます。

しかし、3か月経っても副作用が続く場合は、マーベロンが体に合っていないかもしれません。

また、服用初期でも、日常生活に支障がでるほど副作用がひどい場合も、マーベロンが合っていない可能性が高いです。

合わなかった場合は医師に相談し、他のピルに変えてもらいましょう。

まとめ

マーベロンの飲み始めで生じる副作用は、ホルモン環境の変化が原因です。また、副作用は飲み始めてから2か月から3か月経てば治まるとされています。