マーベロン21について

マーベロン21には白色の錠剤が21錠ある低用量ピル。

マーベロン21はマーベロン28と比べるとシンプルです。

しかし、緑色の錠剤の偽薬なしになっているのです。

マーベロン21は1日1錠を毎日一定の時刻に全部で21日間連続して飲みます。

その後7日間については飲むのを休む休薬期間になり、服用しないようになっています。

マーベロン21は、28と同じく、月経が終わっていなくても、シートにある21錠の薬を毎日一定時間に1錠ずつ服用します。

シートが終わったら7日間の休薬期間を設け、次の日から新しいシートでまた21日間連続服用する、というのを続けます。

これで避妊は確実に可能です。

マーベロン21を飲み始めた日が月経の最初の日から遅れた時には、飲み始めの最初の1週間については他の避妊法と併用する必要があります。

他の経口避妊剤からマーベロン21に切り替える場合について

他の経口避妊剤からマーベロン21に切り替える場合は、21錠タイプの経口避妊剤から切り替える時には、それほど難しくありません。

これまで飲んでいた薬を全て飲み終わった後で7日間の休薬期間を設けてからマーベロン21を飲み始めるだけです。

28錠タイプの経口避妊剤をマーベロン21に切り替える場合も、これまで飲んでいた薬を全部飲み終わった後に、続けてこの薬を飲みます。

マーベロン21を飲むのを忘れてしまったという場合、白色の実薬を飲むのを忘れていた日が1日なら気が付いた時点で飲むのを忘れていた１錠を直ちに服用しましょう。

さらにその日の分も通常通りに服用します。

つまり、その日は2錠飲みます。

しかし、2日以上連続して白色錠剤を飲むのを忘れた時は、その時点で飲むのを止めなければなりません。

次の月経を待ってから新しいシートから飲み始めます。

服用を止めたシートに残っている錠剤は飲んではいけません。

飲むのを忘れたことによって避妊効果が得られにくくなり妊娠の可能性が高くなるため、その周期は他の避妊法を使用しましょう。

飲むのを忘れたのがマーベロン28の緑色の錠剤なら、その分は服用せずに以降の錠剤を通常どおり飲めばいいだけ。

マーベロン21は休薬期間が設けられており、薬を服用しない期間がある事だけ覚えておきましょう。

余った錠剤の使い道

飲み忘れた錠剤は、生理期間をズラしたい時などにとっておくとおすすめです。

生理日のずらし方について詳しくは別の記事で紹介しますが、生理を遅らせる場合は、休薬期間の間も実薬を飲まなければなりません。

その時の為に保存しておく、というのが正しい使い方ではないしょうか。