ヤーズ

ヤーズの主な副作用

ヤーズを服用する時には、副作用に十分な注意を払わなければなりません。

総症例410例のうち371例に副作用が見られています。

90.49%もの人に症状が現れているのです。

内訳を見てみると、頭痛が168例あり、もっとも多い症状。悪心は122例で、これも29.76%を占めており、次に多いのが不正子宮出血で104例です。

この不正子宮出血が25.37%となっているので、かなり多くの人に表れていることが分かります。

他にも、20.24%の人に出るのが凝固検査で異常があり、その数は83例です。

性器出血80例で19.51%、月経痛77例で18.78%、下腹部痛46例で11.22%、トロンビン・アンチトロンビンⅢ複合体上昇35例で8.54%、トリグリセリド上昇22例で5.37%、プラスミノーゲン上昇21例で5.12%の内訳です。

凝固検査異常とは、臨床的には易出血性や止血困難として出現するもの。

簡単に言うと止血機構を調べる検査で異常が出ています。

トロンビン・アンチトロンビンⅢ複合体上昇は血液が凝固するのを抑える働きがあるからです。

服用する際にはこれらの副作用について、正しく理解しましょう。