プラセンタ

更年期の諸症状に対するプラセンタの効果

更年期障害では体にさまざまな症状や不調が現れます。

更年期障害の症状とプラセンタの効能について詳しく知っておきましょう。

更年期障害の代表的な症状

更年期障害とは、ホルモンの分泌量が減少したことにより、自律神経失調症のような症状が現れる疾患です。

具体的な症状は以下のとおりです。

身体的な症状精神的な症状
  • ホットフラッシュ
  • 脈が速くなる
  • 動悸や息切れ
  • 異常な発汗
  • 血圧が上下する
  • 月経不順
  • 耳鳴り
  • 頭痛
  • めまい
  • 抜け毛
  • 興奮亢進
  • イライラや不安感
  • うつ
  • 不眠 

参考サイト:厚生労働省:生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」

このように、更年期障害が疑われる症状はたくさんあります。

これらの症状に対し、プラセンタの成分が有効です。

更年期に効くプラセンタの栄養素

プラセンタエキスには、胎盤から抽出した栄養素が豊富に含まれています。

プラセンタを摂取するとホルモンバランスが整い、更年期障害の症状が緩和されます。

以下で、更年期障害に役立つプラセンタの栄養素と、その効能について詳しく見ていきましょう。

成長因子

成長因子とは、細胞の新陳代謝を促す働きのあるタンパク質の総称です。

プラセンタ特有の成分であり、ほかに成長因子が含まれているサプリメントはほぼありません。

特に、NGF(神経細胞成長因子)は自律神経に作用するため、自律神経の乱れを整える働きが期待できます。

具体的な症状としては、イライラや不安、ホットフラッシュ、動悸、息切れなどに効果を発揮します

アミノ酸・核酸

アミノ酸と核酸は、体の細胞の原料です。

アミノ酸は食事から吸収できますが、プラセンタエキスに含まれるアミノ酸は、体内への吸収が良いことで知られています。

また、核酸は肝臓で作られる栄養素で、新陳代謝を活発にする成分です。重要な栄養素ですが、40歳を過ぎると急激に減少します。

これら2つの栄養素を補給することで、効率的に細胞を活性化し、エイジングケアができるのです。

特に効果が期待できる症状は抜け毛です。毛根にある細胞が弱っていると抜け毛が増えるので、アミノ酸や核酸を摂取して健康な髪を取り戻しましょう。

酵素

酵素には、食べ物の消化に関わる「消化酵素」と、血液や骨、ホルモンをつくるなど生命活動に関わる「代謝酵素」の2種類があります。

酵素が不足すると、免疫力の低下につながるとされています。

また、女性ホルモンであるエストロゲンを生成するためにも、代謝酵素が必要と言われています。

酵素を補うことで、更年期に起こる女性ホルモンの急激な減少へのサポートが期待されます。