女性の薄毛

自毛植毛の外科手術で女性の薄毛を治す

自毛植毛とは、自分の頭皮に生えている健康な髪の毛を、脱毛部分へ移植する治療法です。

移植する毛髪には、人工の髪の毛と自身の髪の毛の2種類があり、より安全で効果が高い植毛術が自毛植毛です。

自毛植毛では、脱毛症状のあらわれにくい後頭部や側頭部の髪の毛を使います。

移植に使う部分の髪は、採取しやすいよう短く切られます。

その後、専用の機械で毛根が採取されるのです。

自毛植毛では局部麻酔がかけられるため、痛みは感じません。

また、毛根を採取する際に採取部分の頭皮全体に約1ミリ程度の傷ができますが、小さな傷なのですぐに治ります。

採取された毛根は冷却されつつ、移植する場所ごとに株分けされていきます。

株分けとは、頭皮ごと採取した毛根を、毛が1本生えている皮膚や2本生えている皮膚ごとに分けていく作業です。

以下の画像が、実際の株分け作業の様子です。

このようにして株分けされた毛根は、自然な仕上がりにするためにすべてひと株ずつ手作業で植えられていきます。

自毛植毛のメリット・デメリット

自毛植毛のメリットは、移植された髪の毛がきちんと定着すれば、半永久的に生え変わり続ける点です。

また、自分自身の毛根を使うため、身体が副作用や拒否反応を起こさないというメリットも挙げられます。

ダブルマトリックスのメリットと同様、薬剤を使うわけではないので、安全で確実な薄毛の治療法です。

自毛植毛のデメリットとして、施術後しばらくしないと髪を洗えないことが挙げられます。

植毛手術を受けた当日は、髪を洗ってはいけません。

施術の翌日は軽く濡らす程度なら大丈夫ですが、普段のようにごしごし洗うことは禁物です。

術後2週間が経過するまでは、刺激の少ないベビー用シャンプーなどで優しく洗いましょう。

自毛植毛の費用

自毛植毛では、およそ100万円から200万円ほどの費用がかかります。

多くのクリニックでは、1グラフトの移植にかかる費用が、およそ500円から1,000円です。

グラフトとは、毛穴ごとに髪を数える単位です。

自毛植毛では、髪を1本ずつ移植するわけではありません。

髪の毛は1つの毛穴に2本から3本ほど生えており、この1束ごとに移植します。

つまり、1グラフトは2本から3本ほどの毛束です。

1回の植毛手術では、平均して約1,000グラフトから2,000グラフトが移植されます。

1グラフトが1,000円の場合、1,000グラフト移植すれば100万円、2,000グラフト移植すれば200万円かかってしまうのです。

自毛植毛は、高い効果や安全性を誇るぶん、どうしても費用が高くなってしまいます。

移植するグラフトが500から600ほどの場合、かかる治療費はおよそ60万円ほどになるでしょう。

もちろん、分割で支払うことも可能です。

植毛手術を受ける際は、事前に複数のクリニックのホームページを見て、費用を比較してみてください。

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