肝炎

C型肝炎は”21世紀の国民病”

C型肝炎とは、C型肝炎ウイルス(HCV)が引き起こす肝臓の病気です。

HCVに感染したまま放置すると、肝硬変や肝がんを発症させます。

C型肝炎は日本では100人に1人ほどがHCVに感染しているので、”21世紀の国民病”ともいわれています。

C型肝炎はHCVに感染することによって、肝臓の働きが悪くなる病気です。

半年以上も肝臓の炎症が続いて、肝臓の細胞が壊れて働きが悪くなります。

ウイルスによって肝臓の細胞が破壊されていくと、徐々に肝臓が硬くなります(肝硬変)。さらに病気が進むと肝がんになるのです。

日本では100人に1人か2人ほどがHCVに感染しているといわれています。

C型肝炎はいわば”21世紀の国民病”なのです。

HCVの感染者の60%が慢性肝炎・肝硬変・肝がん患者になっていることがわかっています。

さらに国立がん研究センターによると、2016年では年間約3万人が肝がんにより亡くなっているのです。自覚症状がないからといって、油断してはいけない病気といえます。

参考:C型肝炎 | 肝炎情報センター

参考:C型慢性肝炎・肝硬変とはどんな病気ですか? | 未検査の方 | C型肝炎 – 新しい治療、新しい可能性 –

参考:最新がん統計:[国立がん研究センター がん登録・統計]