pc筋は、陰茎海綿体に血液を送ったり出ていくのを防いだりする役割を担っている筋肉です。
この筋肉が衰えると勃起が起こりにくくなったり、維持することが難しくなったりします。

中折れなどのEDの症状が引き起こされちゃうんです。
また、この筋肉が衰えると、EDを発症するリスクが高まるだけでなく、早漏につながる可能性もあります。
一口に早漏と言っても、大きく過敏性・心因性・衰弱性の3つのタイプに分類されます。

この中でpc筋と関係するのは衰弱性のタイプです。
衰弱性が過敏性や心因性と大きく異なるのは、射精に勢いがなくダラダラと垂れるように精子が出てくる点。
pc筋には、排泄のコントロールや勃起を支える働きをするだけでなく、射精をコントロールするという役割もあります。

この筋肉が衰えると、自分の意志に反して精子が漏れるような射精につながってしまいます。
一般的に、筋肉は加齢とともに衰えていきます。
若いころは正常に射精できていた人でも年齢を重ねることで、衰弱性の早漏を発症するリスクが高まるのです。
ただし、たとえ若い人であっても、デスクワークなどで長時間椅子に座っていると筋肉の衰えを招く恐れがあります。
普段から意識してトレーニングすることが重要です。