ヒルドイドは、皮膚を保湿することで乾燥を防ぎ、バリア機能を高めます。これにより、皮膚の剥がれやかゆみを抑える効果を示すのです。
炎症がひどい場合は、ステロイドとの併用が推奨されています。
皮膚のバリア機能を回復
ヒルドイドは、アトピーで低下した皮膚のバリア機能を回復させます。
ヒルドイドの主成分であるヘパリン類似物質は、角質細胞間脂質のラメラ構造の回復を促進します。
角質細胞間脂質は、油分と水分が交互に並んだ層になっています。この層になった構造をラメラ構造と呼ぶのです。
ラメラ構造の層が整っていることで、バリア機能が高まります。
また、ヒルドイドには、天然保湿因子や角質層の水分量を増やし、肌を保湿する作用もあります。
乾燥して弱った肌の水分を補い、肌を健やかな状態に導いてくれます。
皮膚の剥がれ・かゆみに効く
ヒルドイドは、アトピーによる皮膚の剥がれやかゆみに効果を示します。
例えば、乾燥した皮膚が剥がれ落ちる症状は、ヒルドイドの高い保湿力で改善できます。
また、アトピー肌のかゆみを抑える効果もあるとされています。
ヒルドイドはかゆみ止めではありませんが、保湿によってバリア機能が高まると、外的刺激に強い肌になるのです。
そのため、アトピーで弱っていた肌が感じていた刺激でも、かゆみを感じなくなります。
炎症がひどければステロイドを併用
アトピーによる炎症がひどい場合、ヒルドイドのみでは改善できません。
アトピーで皮膚に強い炎症が起こっているときは、ヒルドイドとステロイドの併用が勧められています。
かきむしって傷口になったしまった部分、あかぎれで血が出ている部分などには、ヒルドイドは使用しないでください。
ステロイドと塗るときはヒルドイドが先
ヒルドイドとステロイド剤を併用する際は、先にヒルドイドを塗りましょう。
ヒルドイドは全身の保湿のために使うので、体の広い範囲に塗り広げます。
そのため、ステロイド剤を先に塗ると、後からヒルドイドを塗った際、不要な部位にまで広がってしまいます。
不要な部分にまでステロイドがつくことで、副作用が起こりやすくなるのです。
ステロイドは、湿疹などの症状がある部分にだけ塗りましょう。
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