プラセンタ

プラセンタによる肝臓への副作用

プラセンタ注射を受けていると、ごく稀に肝機能障害の副作用が起こる場合があります。

サプリメントも飲みすぎると肝臓に負担がかかるため、注意が必要です。

注射剤で肝臓に副作用が出る可能性がある

プラセンタの注射剤「ラエンネック」の添付文書には、副作用の欄に「肝機能障害(AST、ALT上昇等)」とあります。

ASTやALTは、肝臓に多く含まれる酵素です。

これらの値が基準値より高ければ、肝臓にあるはずの酵素が血中に漏れ出しているということです。

つまり、肝臓に負担がかかり、何らかの異常があることがわかります。

とはいえ、肝機能障害の副作用が起こるとしても、非常に低い確率です。

プラセンタと肝機能障害の因果関係も、まだ明確にはわかっていません。

過剰に心配する必要はない副作用であると言えます。

サプリの飲みすぎで肝臓に負担がかかる

プラセンタサプリに限らず、大量にサプリメントを飲んでいると、肝臓に負担がかかっている危険性があります

サプリメントを飲みすぎると栄養過多になり、肝臓で分解する際には多くのエネルギーが必要です。

そのため、常に栄養過多の状態であれば、そのぶん肝機能に疲れが溜まります。

特に、添加物を分解する際、肝臓には大きな負担がかかってしまいます。

サプリメントは、できるだけ添加物の少ないものを選びましょう。また、あまりに大量のサプリメントを飲みすぎるのも避けてください。