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高血圧症の症状と基準

高血圧の症状とは一体どんなものがあるでしょうか。また、高血圧の基準についても解説します。

高血圧症の症状

高血圧症になっても、目立った症状があらわれません。そのため、気づかないうちに進行し、より重い病気の原因になるのです。

高血圧症の症状と、高血圧症によって引き起こされる合併症について解説します。

高血圧症には特徴的な症状がない

高血圧症には特有の症状がありません。

まれに見られるのが、頭痛やめまい、動悸、肩こりなどの症状です。

しかし、これらの症状は他の病気でもよく見られるので、症状だけで高血圧症と判断するのは困難です。

そのため、早期発見が難しく、いつの間にか進行していきます

高血圧症は重い合併症を引き起こす

高血圧症が進行すると、動脈硬化が起こり、合併症が引き起こされます。以下、高血圧症と併発しやすい病気です。

高血圧症の主な合併症

  • 脳梗塞
  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 大動脈瘤
  • 腎不全

これらの合併症は、動脈硬化によって血流が悪くなったり、血管が詰まったりすることで起こります。

動脈硬化によって血管が硬くなると、多くの場合は粥腫(しゅくしゅ)と呼ばれる脂質の塊ができます。

粥腫で血管が狭まったり、粥腫が崩れて血栓になったりすることで、合併症につながるのです。

高血圧症の基準

血圧には正常を示す基準値があります。数値を上回っている状態が続く場合、高血圧症と診断されます。

「ED治療ガイドライン2014」では、高血圧症の基準は以下のように定められています。

【成人における血圧値(mmHg)の分類】

分類収縮期血圧拡張期血圧
正常血圧値至適血圧120未満かつ80未満
正常血圧120から129かつ/または80から84
正常高値血圧130から139かつ/または85から89
高血圧Ⅰ度高血圧140から159かつ/または90から99
Ⅱ度高血圧160から179かつ/または100から109
Ⅲ度高血圧180以上かつ/または110以上
(孤立性)収縮期高血圧140以上かつ90未満

参考サイト:高血圧治療ガイドライン 2014 / POINT 2a【血圧測定・評価】 (第2章 血圧測定と臨床評価) | Mindsガイドラインライブラリ

収縮期血圧とは、心臓が収縮して血液を送る瞬間の血圧のことで、最高血圧ともいいます。

反対に拡張期血圧は、心臓が拡張して、戻ってきた血液を取り込んでいるときの血圧で、最低血圧と呼ばれます。

健康診断などで高血圧症と診断された場合は、内科や循環器科で医師の診察を受けましょう。より詳しい検査のうえ、適切な治療を受けられます。

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