AGA治療薬

フィンペシアは効かない・効きにくい場合がある

フィンペシアを飲んでいるのに一向に薄毛が治らない人もいます。

しかし、それにもちゃんと理由があります。

この記事では、フィンペシアが効かない・効きにくい場合について解説します。

フィンペシアはAGAにしか効かない

AGA以外が原因の脱毛症は、フィンペシアでは治りません。

フィンペシアは、AGAの治療薬です。そのため、男性ホルモンが原因でない薄毛・脱毛症には効果を発揮できないのです。

例えば、ストレスや薬剤が原因で脱毛症となってしまった場合には、フィンペシアでは治りません。

以下は、フィンペシアでは治らない脱毛症です。

  • 円形脱毛症
  • 薬剤性脱毛症
  • 産後脱毛症
  • 脂漏(しろう)性脱毛症
  • 粃糠(ひこう)性脱毛症

これらの脱毛症は、男性ホルモンが原因ではないので、フィンペシアが効きません。

脱毛症は、原因に合った治療を受けないと治りません。

フィンペシアを服用していても効果が見られなかった場合は、一度皮膚科で相談してみてはいかがでしょうか?

体質的にフィンペシアが効かない

遺伝体質的に、フィンペシアが合わない人は、効果を示しにくいです。

AGAは、遺伝が原因となる部分が大きいとされています。

AGA発症の原因のおよそ70%から80%は遺伝が原因と言われています。

そして、その遺伝子的にフィナステリドの感受性が低ければ、フィンペシアは効果を発揮できません。

フィンペシアが効くかどうかは、AGA遺伝子検査で調べられます。

フィンペシアの効果が実感できなければ、病院でAGA遺伝子検査を受けてみましょう。

AGAを悪化させる習慣を日常的に行っている

フィンペシアを服用していても、AGAが悪化する習慣を日常的に行っていれば、効果を発揮できない可能性があります。

AGAは遺伝的な要因が大半です。しかし、遺伝以外にも、環境的な要因でAGAを発症・悪化させます。

生活習慣が乱れれば、頭皮環境が悪くなり、AGAを悪化させてしまう要因になるのです。AGAを悪化させてしまう習慣は以下の4点。

  • 偏った食事
  • 過度なストレス
  • 睡眠不足
  • タバコ

髪の毛を作る栄養素を摂取できていなかったり、成長ホルモンを分泌や頭皮の血管を収縮させるような行為は、AGAを悪化させるのです。

生活習慣に不安がある人は、クリニックなどで頭髪カウンセリングを受けてみましょう。

まとめ

フィンペシアは、AGA以外の脱毛症には効果がありません。また、遺伝体質的にフィンペシアが効かない人もいます。生活習慣によってもAGAが悪化する可能性があるので、注意が必要です。