性感染症の一種でクラミジア感染症と言う病気があります。
これは、クラミジアという非細菌性微生物が原因となって発症する感染症です。
痛みや発熱を始めおりものの増加などの症状が初期に現れ、放置すると尿道炎や子宮頚管炎などになってしまう恐れもあります。
性器クラミジア感染症は、ペニシリン系抗生物質などの投与を行なっても明らかな効果が出ません。
しかし、マクロライド系抗生物質のジスロマックが効果があることが分かります。
ジスロマックは、クラミジアの他にもマイコプラズマのような非細菌性微生物の疾患にも効果があり、安全に治療に用いることができます。
この医薬品は、細胞のタンパク質の合成を阻害する作用があるため、数日間続けて服用をすると症状が大幅に改善されます。
ジスロマック(アジスロマイシン)はファイザー製薬株式会社から販売されており、クラミジア感染症の第一選択薬です。
性器クラミジア感染症に感染して性交渉をしてしまうと、パートナーへの感染も懸念されます。できるだけ初期段階でジスロマックによる治療を開始しましょう。